Room N

ディンクス
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ルーム西池袋2枚の壁の間を見る
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ルーム西池袋作業台を伸ばしたキッチンをみる
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図面改修後.JPG

2枚の円弧壁で居場所を仕立てる

都内の分譲マンション一室のリノベーション。

親から相続で一室を受け継いぐ事となったクライアントは、まずは賃貸に出し、いずれ自らが住まう事を想定したいとの事だった。立地は主要ターミナル駅徒歩6分の商業地域で、同マンションはテナントやオフィスと住居が入り乱れている状況から、店舗として賃貸することも視野に入れながら検討を進めた。

 

改修前の現地を確認すると、まだ問題なさそうな所は多いものの、玄関ホールに光が届かない状況は問題だと感じ、それに加えて住宅っぽいインテリアを間取りレベルから改善しようと試みた。

 

そこで、光が届いていなかったキッチンと玄関の壁を撤去し、新しく2枚の円弧壁を挿入した。

この2枚の円弧壁には3つの役割がある。

まず、暗かった玄関に外からの光と風をもたらすと同時に視線を奥へ誘導する演出をする事、

次に、ひょうたんのように中央がくびれた、ひとつでありながら2つの領域に分かれる部屋をかたちづくる事、

そして、統一した質感と彫塑的な要素で室内に商業空間としての品格を担保する事

 

室内はこれまでよりワンルーム的な広がりが生まれたと同時に凛とした雰囲気を獲得する事ができ、早速決まった予約制の女性用専門サロンとして貸し出しされるに至っている。

用途       :テナント・住宅
延床面積 :63.95㎡
階数       :4階部分
構造規模 :RC11階建(138戸)
築年数  :築35年(1985年)
​竣工   :2019年12月

Use: Rent space,Private house
Total floor area:
63.95㎡
Number of floors: 3rd floor
Structure :RC