【office H プロジェクト】

2022.7.12(最終更新)

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【2022年7月12日】

相談を受けてから1年経った。先月になって、ビルの所有上の問題や、クライアント自身がテナントビルオーナーに転身する準備などが整って、建物の方の計画が前向きに進められる状況になったということで、計画タタキを準備してほしいとの話があった

 

まずは6階建のテナントビルの1層分約90㎡を使って、どういった計画が建てられるか検討した。

中央を廊下にして川に面する南側と前面道路に面する北側に分割して2つのテナントがこれまで入っており、これはレイアウトだけを見れば合理的だが、周辺環境とのつながりから言えばそれを分断する形になる。

1 上記の問題を解決するために、どちらのテナントも川に面する空間を持たせる形で2つのテナントを入れる検討

→納まりはするが、これで設定できるであろう家賃では収支が合わないとの事だった。

2  30㎡程の住宅を3つ入れる検討

→道路に直接面しない住宅には、東京都安全条例により窓先空地を設けなければならないのだが、テナントビルは商業地域+1面接道で空地がほぼないために成立しない。

3  90㎡を1つのテナントとしたプログラム

(1)簡易宿所

→近くにそこまで高くないホテルも多く、家賃を安くして収支を得るのは難しい

(2)シェアハウス

→立地がオフィス街であるため需要が想像しにくい

(3)シェアオフィス

→​コロナ後のリモートワークやオフィス街で需要が想像できる

​こうして、シェアオフィスを軸に検討を進めることになった。

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【2021年8月7日】

東神田にあるテナントビルを相続されたクライアントが新たに収益を得るプログラムを考えたいということで相談を受けた。

 

ビルは神田川に面しており、神田祭の2年に1度の大祭の際は1階駐車場に御神酒所が設けられて、ビルの前に櫓が建てられ、そこが神輿庫になるとのこと。私自身も以前神田祭に参加したことがあり、東京に居ながら祭りを身近に感じられる印象的な機会だった。

こういったとても特徴的な歴史と周辺環境があるものの、テナントビルは一般的なもので、周辺環境を活かしたものにはなっていない気がした。

計画地の航空写真
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2015 神田祭にて
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2015 神田祭にて
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