仕上材料を決める道のり


↑今回選定されたキッチン回りのモザイクタイル。



仕上材料を決めていくにあたっては、


カタログを見たり、サンプルを取り寄せたりと、


わざわざショールームに足を運ばずとも出来る事があるものの、


最終的には、ショールームを予約して、実物を確認しないと


なかなか決める事が出来ません。



とりわけタイルに関しては、


30㎝×30㎝とか60㎝×60㎝の現物が大きいのでサンプルが取りにくいのもありますが、


実際に見たときの質感を伴った感じ方が、


ウェブカタログや写真で見たときの印象とほぼ間違いなく乖離があり、


カタログで見て目星をつけていたものより、


ショールームに行って、目に留まったものの方が良い。ということが頻繁にあります。



↑今回選定した床タイル。触りたくなる質感。ベージュの目地とのバランス。



さらにタイルだけを見た時と、


タイルとタイルの間に見えてくる目地を含めて見た時の印象が全然違うので、


目地を含めたタイル数枚を施工した状態を確認できるショールームで確認しないと


ほぼ出来上がった時に、おかしいな。これじゃない。ということになりかねません。



↑塗装材料メーカーさんによるオイルステイン塗料の実演



次に検討を重ねているのは木板。


木板は、全国各地の加工業者さんからサンプルをいただき、


選定した実物の木板に施す塗料の実験中。



この木材への塗装も、だいたいの確率でカタログの塗装色と


実物に木材に塗られた際の印象が違ってきます。



経験値によってある程度の予想が立つ部分もありますが、


樹種によって塗装の乗り具合も違えば、色味も違ってくるので、難しいところ。


そういった作業を進めながら、


それらの仕上材料が集まった時に、どういった空間になるのか。


という全体コーディネートのような検討作業を、


大きな模型を作って、


そこに仕上材料の素材感を表現して、


それを覗き込みながら、確認。




それを実施図面にまとめていくことで、


建築図面の1つ。仕上表が出来上がっていきます。