​ルーム江原町 Room E

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​計画概要

築50年のマンション住戸の一室をフルリノベーションした計画。

木のカーテン

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anna nagai

細長い既存住戸を縫うように連続するパーティション。そこに同じ木板張の仕上げが施され、木に包まれたような実感が得られる。

裏の部屋

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anna nagai

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南面する窓際空間。特徴は縁側のような、外を感じられる質感をもったスペースが住戸内になだれ込んでいる事。リビングの奥にあるラウンジのような、バルコニーの延長のテラスのような、裏にある余白のスペース。

壁面設置のスポットライト

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固定の部屋を作らずに、小さなコーナーや居場所が点在するように生活空間を作っているリノベーションであることから、照明も固定的でない計画に。配線の為に天井高さを下げたく無かったため、壁面にライティングレールを仕込んで、居場所に合わせて自由にライトの位置を変えられる仕様になっている。

FRPで作ったコンパクトバスルーム

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湯船に毎日入りたいクライアントにとって、浴槽の大きさは切実な問題。ここでは浴槽は小さくコンパクトにして湯量を抑え、レインシャワー付きのシャワーバーを設置。そういったユニットバスは既製品では無かったため、制作。

防音室

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anna nagai

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離れたい時のために防音室を制作。現在自宅勤務のスペースとして使用中。

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​コンセプト模型
 

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概要
 

01 問題
​・玄関の暗さ
・バルコニーと関係の切れたLDK
・細長い住戸の狭さ感

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03 S字の壁を挿入
・明るい玄関
・LDKを拡張
・全体に回遊性

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02 既存壁の撤去

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04 居場所と隠れ処が点在する
 

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05 完成後計画図

「裏の部屋」
コロナ禍に始まった築古マンションのリノベーション計画。部屋の数や面積を効率的にできるだけ多く確保すべく計画されているマンションや賃貸住宅といった収益施設の一部屋を改装するにあたって、nLDKプランを改変する機会として、空間デザインする事からポジティブに居場所を作る。という心持ちで、明るい場所も暗い場所も、狭い場所も広い場所も、人が滞在することをイメージして計画を進めた。


既存の住まいに閉鎖感をもたらしていた玄関の暗さ・バルコニーと離れたLDK・住み方を画一的にする数珠つなぎの間取りを解決する方策として、スケルトンにした住戸にS字状のパーティションを新しく配置した。玄関に立つと奥へ導かれ、他のスペースへのつながりが感じとれる。全体を横断するS字壁に木の質感を与えたことで、木のカーテンに包まれているような実感が得られる住空間となっている。


さらに、バルコニーとリビングのあいだに、ラウンジや仕事場などに活用できる「裏の部屋」と呼んでいるバッファーゾーンを生み出して、裏側・狭い場所にも隠れ処のような部屋を計画した。また、その裏の部屋が、住空間全体に回遊性を作り出し、南北に細長い空間に面積以上の広がりを感じられる住まいとなっている。


住まいは仕事場を兼ねたディンクス住居として新たに住まわれている。

用途       :共同住宅
延床面積 :50.90㎡
階数       :2階部分
構造規模 :地下1階地上9階SRC造(29戸)
築年数  :築50年(1970年)
​撮影   :永井杏奈 ・松浦範子
 

Use: Private house
Total floor area:
50.90㎡
Number of floors: 1st floor
Structure :RC