ルーム西池袋 Room Nishiikebukuro
事例:三位一体で作った住宅
#丸い扉#明るい部屋#のこぎり屋根
事例:三位一体で作った住宅
#丸い扉#明るい部屋#のこぎり屋根
ルーム板橋本町 Room I

計画概要
個人所有されていたワンルーム賃貸の全面改修。計画地は、最寄駅徒歩2分の商業地域に1980年代に建てられた7階建ワンルームマンションの一室で、6階部分の角部屋。面積は限られているが、細かく寸法をおさえながら計画することで、ひとりの為の住まいとしてつくられてきた単調なワンルームを、カップルなどにも借りてもらえる賃貸として改修。
空間装置としての壁

2.7m×6.85mの住戸全体を中央で2分割する壁を通し、ワンルーム空間に2つの領域に。片方はリビング・片方は寝床だが、この壁の設置によって、ワンルームであったときに意識された部屋の大きさを転換。
木のトンネル


玄関を開けると全面的に使用された木板がバルコニーまでつながる。
窓際の部屋


一方、壁によって、バルコニー側の空間には窓際の「明るさ」が意識され、窓辺の居場所に。
用途 :共同住宅
延床面積 :18.50㎡
階数 :6階部分
構造規模 :SRC7階建(31戸)
築年数 :築30年(1990年)
撮影 :松浦範子

