​ルーム板橋本町 Room I

mein.jpg

​計画概要

個人所有されていたワンルーム賃貸の全面改修。計画地は、最寄駅徒歩2分の商業地域に1980年代に建てられた7階建ワンルームマンションの一室で、6階部分の角部屋。面積は限られているが、細かく寸法をおさえながら計画することで、ひとりの為の住まいとしてつくられてきた単調なワンルームを、小さな居場所がたくさん発生する生活空間に改修し、カップルなどにも借りてもらえる賃貸として改修した。

空間装置としての壁

DSC_0118_edit.jpg

2.7m×6.85mの住戸全体を中央で2分割する壁を通し、ワンルーム空間に2つの領域をつくった。機能的には片方はリビング・片方は寝床だが、この壁の設置によって、ワンルームであったときに意識された部屋の大きさが転換される感覚を引き起こせると考えた。

木のトンネル

DSC_0083_edit.jpg
DSC_0106_edit.jpg

壁によって、玄関側の空間には玄関からバルコニーまでを一続きにする「長さ」が意識され、​玄関を開けると全面的に使用された木板がバルコニーまでつながる

窓際の部屋

ルーム板橋
DSC_0140_edit.jpg

一方、壁によって、バルコニー側の空間には窓際の「明るさ」が意識され、部屋の狭さを忘れるような窓辺の居場所が現れた。

用途       :共同住宅

延床面積 :18.50㎡

階数       :6階部分

構造規模 :SRC7階建(31戸)

築年数  :築30年(1990年)

​撮影   :松浦範子

190505_完成図書2-2.jpg
190505_完成図書1.jpg