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ルーム西池袋 Room Nishiikebukuro
事例:三位一体で作った住宅
#丸い扉#明るい部屋#のこぎり屋根
事例:三位一体で作った住宅
#丸い扉#明るい部屋#のこぎり屋根
Room I






用途 :共同住宅
延床面積 :18.50㎡
階数 :6階部分
構造規模 :SRC7階建(31戸)
築年数 :築30年(1990年)
撮影 :松浦範子


ダブルルーム
ダブルルームとはダブルベッドが置かれる部屋。ということではなく、2つの空間を重ねる。というワンルーム賃貸の更新のためのアイデアでした。
住戸全体を中央で2分割する壁を通し、その壁には窓が複数開けられています。仕切られた2つのスペースのうち片方はリビング・片方は寝床です。玄関を開けると全面的に木を張り付けた壁がトンネルのようにつながって長さが意識されます。一方、バルコニー側の領域は、これまでより親密で窓が近く、窓際の明るさが意識される、窓辺の居場所となります。こうやって、ワンルームだった時の狭さ感を「長さ」と「明るさ」に転換しようという試みです。
空気はつながった2つの領域なので、空調や換気口はこれまで通り1か所で問題なく、居場所だけが増えたワンルームで様々な活動が少しずつ重なりながら、生活を多様にしていきます。
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